※本記事の情報は2024年4月(本記事執筆時点)のものとなります。
こんにちは!つますきーです。
夫婦やカップルで一緒に映画を観ることってありますよね?
でも、号泣映画を一緒に観てしまうと泣いている姿を見られてしまって恥ずかしくないですか?
私は号泣映画を妻と一緒に観ても妻の前では泣きません!笑
今回紹介する作品を夫婦やカップルで一緒に観てしまうと泣くのを必死でこらえることになります。
でも、泣きたいときは泣いた方がいいです。
なので今回紹介する作品は1人で観てください。
ですが、今回紹介する作品は単なるお涙頂戴映画ではありません。
きっと「夫婦愛」を再認識することができるでしょう。
さっそくいきましょう!
風立ちぬ
愛する人と共に辛い時代を全力で生きる
監督 | 宮﨑 駿 |
主演 | 庵野秀明 |
上映時間 | 126分 |
製作年 | 2013年 |
1920~30年代の日本。堀越二郎は幼い頃から飛行機の設計士に憧れていた。そして、設計士となった二郎は、関東大震災のときに出会った里見菜穂子と軽井沢で再開し、結婚する。二郎は病弱な菜穂子を支えながら、飛行機づくりに没頭する。
紹介するまでもないジブリ作品!
でも、意外と観ていない人が多いのではないでしょうか?
と言うのも、時代背景が1920~30年代であり、また話の主軸が「飛行機の設計」ということもあり、少し小難しいんですよ。
それに設計していたものが「零式艦上戦闘機(通称、零戦)」であり、戦争も絡んできます。
でも、このストーリーが本当に伝えたかったことの本質は「愛する人と共に辛い時代を全力で生きる」ということだと私は解釈しました(監督の意図は分かりませんが)。
そのため、ぶっちゃけ飛行機の設計なんかに興味なくても十分楽しめます。
ただ、事前に知っておいてほしいのは、1920~30年代は関東大震災が発生したり、結核が流行ったりする「生きるのに辛い時代」だったということです。
こんな辛い時代を愛と共に、夢を追いかけながら全力で駆け抜ける姿に感動します。
切ない部分もありますが、きっとあなたも「明日への生きる力」が湧いてくると思います。
シックス・センス
第六感 僕、幽霊が見えるんです…
監督 | M・ナイト・シャマラン |
主演 | ブルース・ウィリス |
上映時間 | 107分 |
製作年 | 1999年 |
小児精神科医であるマルコムは、かつて担当していた患者に銃で撃たれる。1年後、マルコムと妻のアンナは夫婦関係が冷めきっていたが、マルコムは複雑な症状を抱えた少年(コール)の治療に取りかかる。コールは「幽霊が見える」といういわゆる「第6感」をもった少年であった。
先に言っておきますが、ホラー映画です。
ホラーの中でも「幽霊」モノです。
しかし、恐怖映像はそれほど多くないので、ホラー映画をまったく見ることができない人でも大丈夫です!
シックス・センスは「どんでん返し映画」として紹介されることの多い作品で、未見の方はあまり情報を入れずに観た方がいいと思います。
とにかくラストが衝撃的すぎることで有名な作品です。
でも伏線も多いため、2回目以降の視聴でも十分楽しめます。
私は、記憶を消したうえでもう一度あの衝撃を味わいたいと思っているくらいです。
ラスト、私は号泣してしまいました。
サン・ジュニペロ
あなたは「永遠に存在するもの」に価値を感じますか?
監督 | オーウェン・ハリス |
主演 | ググ・ンバータ=ロー、マッケンジー・デイヴィス |
上映時間 | 61分 |
製作年 | 2016年 |
1980年代、海辺の街サン・ジュニペロ。若者たちが集うクラブで、内気な性格のヨーキーと社交的なケリーは出会う。2人は惹かれ合い、愛し合うのだが…
この作品は、「ブラック・ミラー」という海外のテレビドラマのうちの1作品なんですよ。
「ブラック・ミラー」には他にもたくさんの作品があって、基本的に閲覧注意な作品が多いです。
なお、「ブラック・ミラー」はNetflixで観ることができます。
「ブラック・ミラー」の主なテーマは「テクノロジーの進化」ですが、基本的にエロ・グロを含みますし、観終わったあとに胸糞悪い気持ちになる作品もあります。
そのため、「海外版の“世にも奇妙な物語”」と言われることがあります。
でも「サン・ジュニペロ」は、エロ・グロ要素はかなり控えめです。
それに後味の悪い終わり方ではないと思います。
そのため、「ブラック・ミラー」としては珍しく誰が観ても大丈夫な作品です。
なお、本作品はLGBTの内容を含みます。
具体的には、女性同士の恋愛です。
この作品のテーマは以下の3つだと“思います”。
ご覧になる際はぜひこの3つの観点から考えてみてください。
①「死後の世界」
②「テクノロジーの進歩」
③「永遠の命」
ちなみに私はこの作品のクライマックスを肯定しているわけではありません。
中には、この作品の設定と結末に対して「こんな世界で本当にいいの?」と疑問に思ってしまう人もいるでしょう。
そもそも「サン・ジュニペロ」とは何なのか?
それは果たして正しいのか?間違っているのか?
かなり賛否が分かれると思います。
しかし、正しいか間違っているかは別として、非常に美しい結末だと感じます。
私は涙が滝のように流れたため、エンドクレジットを観ることができませんでした。
終わった後の余韻がすごく、「命」について深く考えさせられます。
「大切な人と過ごす限りある時間」について考えてみるきっかけとしてください。
※ちなみにスピリチュアルな話ではありません笑。
まとめ
いかがだったでしょうか?
これらの作品を観るとかなり泣き疲れる方も多いかもしれません。
しかし、これらの作品を通してもう一度考え直してみてください。
「あなたは身近にいる大切な人との時間を大切にしていますか?」
夫婦で一緒に観てもいいと思いますが、あなたの大切なパートナーを想いながら一人で観るのもアリだと思います。
今回もご愛読いただきありがとうございました。