【映画本】迷ったらコレ!映画選びに役立つおすすめの映画紹介本3選!

※当記事ではアフィリエイト広告を利用しています。

「なにか映画でも観ようと思っているけど、サブスクには作品が多すぎて選べないよ」と思っていませんか?

星の数ほどある映画の中から1本選んで観るというのはなかなか難しいことです。

そんなときはオススメ映画を紹介している本を読んでみるのもアリです。

でもこのように思いませんか?

「映画の本は、ネットで検索しても山ほど紹介されていて選べない」

「書店に行くといろんな本がありすぎて選べない」

以下の写真はとある大きな書店の本棚ですが、これは氷山の一角であり本棚は左右やこの後ろにも広がっています。

この本棚から選ぶのは難しいですよね。

そんな方のために、今回は筆者が実際に読んだ映画紹介本の中でオススメの本を3冊紹介します。

各本の良かった点や残念だった点等を紹介します。

どれか一つでもいいので気になる本を読んでみてください。

なお、私は映画業界で仕事をしている人間ではなく、単なる映画好きな人です。

映画が好きでブログやSNS(X)で発信しているただの一般人です。

そのため、各本の作者への忖度等は特にしておらず率直な感想を述べています。

もしかしたら本記事を読んだ人の中には、「コイツなんだか偉そうに書評している」と感じる人もいるかもしれません。

しかし、私としては純粋にオススメしたいと思える本を読者の立場から紹介しているだけですのでその点だけご了承ください。

なお、本記事は旧作映画が対象であり、劇場最新作は含まれませんのでご了承ください。

では早速いきましょう!

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目次

1冊目「18歳までに子どもにみせたい映画100」

本書は筆者がさまざまなテーマに沿って100作品を厳選して、そのあらすじや見所等を紹介しているものです。

こんな人にオススメ

・作品の内容をあまり深く知りたくない人

・映画のあらすじや見所を簡潔に知りたい人

良かった点

1作品を見開き1ページで紹介されており見やすい

特に読書習慣がない人にとって「読みやすさ」は非常に重要な要素でしょう。

文章中に使用されている語彙もあまり難解なものはなく、スラスラと読めます。

それに各ページに余白が多いため、文字ばかりのページに比べて心理的ハードルは高くないです。

とにかく文章が読みやすい

中学生でも分かるくらい文章が分かりやすく、一作品あたり400文字程度で簡潔に書かれているので、サクッと読めます。

100作品だけじゃなく関連作品含めると合計300作品

紹介されている作品に関連する作品をプラス2作品掲載されています。

紹介されている作品を既に観ている方は関連作品に手を伸ばしてみるのも良いかと思います。

残念だった点

映画パッケージを載せてほしかった

この本では各作品をイメージした絵が描かれています。

それらの絵は可愛くて癒されるし、また作品の内容を的確にとらえているので面白いです。

しかし、やはりその作品のリアルな雰囲気を感じるために、最低限パッケージは載せてほしかったところです。

(本書は可愛い絵を中心に各ページがデザインされているので、映画パッケージを載せるとデザイン的によろしくないのかもしれません。)

どんな作品が紹介されているの?

<作品セレクトテーマ> ※一部

●子どもたちだけの冒険

●学校をズル休みした日に観る映画

●僕だけのヒーロー/ヒロイン

●落ち込んだとき/上手くいかないとき

●ドキュメンタリー映画も観てみよう

●こんな職業もアリかも!?

●映画に音がなかったとき

●学校では教えてくれないこと

●父の大きな愛/母の深い愛

●君は君のままでいい

●かっこいい先輩

●友達は大事にしろよ

●大人ってサイコー!

●さあ、旅に出よう

<コラム>
「日本で一番映画を観ていない19歳」
「映画パンフレット、という文化」 など

引用:Amazon

2冊目「14歳からの映画ガイド: 世界の見え方が変わる100本 」

本書は各分野の専門家25名が「14歳に観てほしい映画」を紹介するものです。

こんな人にオススメ

・作品に対する比較的詳細な感想をネタバレなしで知りたい人

・筆者の体験も交えた映画の感想を知りたい人

良かった点

100作品載っている

25人の選者×4作品(メイン作品+関連3作品)=100作品載っています。

25人の選者がメインで紹介している作品は1つですが、メイン作品の関連作品としてプラス3作品紹介されています。

メイン作品を既に観た人であっても、関連作品からピックアップして楽しむことができるでしょう。

文章に選者の個性が濃く出ている

筆者が1人じゃないというのが本書の魅力でしょう。

分野がまったく異なる専門家がそれぞれ執筆していますので、彼らの視点の違いを楽しむことができます。

1人の選者あたり7ページ程度で簡潔にまとめられており、細切れの読書タイムに最適です。

長時間読書することが苦手な方でも本書であれば15分程度の読書タイムで楽しむことができます。

各作品のパッケージを載せてくれている

モノクロですが、作品パッケージを載せてくれていると一気にイメージが湧きやすくなります。

残念だった点

14歳で観るにはハードルが高そうな名作も一部含まれている

これはデメリットではないかもしれません。

なぜなら14歳時点で理解できなくても、その10年後に観たときに合点がいく場合もありますから。

昔鑑賞して理解できなかったものが再度鑑賞したときに理解できたら、自分が成長していることを実感できてなんだか嬉しいですよね。

そういった意味でも若いうちから多少ハードルの高い作品を楽しむのもアリでしょう。

ちなみに私はこの本で紹介されている「大脱走」をちょうど14歳頃に鑑賞しましたが、時代背景の勉強が不十分だったこともあり、鑑賞当時は理解が乏しかった記憶があります。

ハードルが高いというよりは、ある程度の予習が必要な作品も含まれている、と言った方が正しいです。

どんな作品が紹介されているの?

Ⅰ 悩んだときに観る映画

朝井リョウ[作家]……『PK』

 ”かけ間違い”は魔法の言葉

武田綾乃[作家]……『きっと、うまくいく』

 10代が持てる一番の武器

桜庭一樹[作家]……『神と共に 第一章:罪と罰』

 正しさと優しさ

済東鉄腸[ルーマニア語作家]……『エリザのために』

 大人はいつも“あなたのために”って押しつけてくるけど

星野概念[精神科医]……『不思議惑星キン・ザ・ザ』

 ”靴下を履いていない人”とかかわる

林士平[漫画編集者]……『いまを生きる』

 夢を追える環境にないとき、どうするか?

東佳苗[デザイナー]……『モキシー 私たちのムーブメント』

 ライオットガールであっても、ライオットガールでなくても。

【コラム】映画館へ行こう ―潜入! グランドシネマサンシャイン 池袋・1―

Ⅱ 映画の秘密をのぞき見る

中野京子[作家・ドイツ文学者]……『大脱走』

 ハラハラドキドキの大脱出、その背景に

本郷和人[歴史学者]……『七人の侍』

 むき出しの暴力

高水裕一[物理学者]……『インターステラー』

 科学者として14歳におすすめしたいSF映画

ぬまがさワタリ[動物クリエイター]……『NOPE』

 UFOホラーを「動物」で読み解く

五十嵐太郎[建築史家]……『機動警察パトレイバー the Movie』

 「東京」が主人公のアニメ

大島育宙[芸人・YouTuber]……『アフター・ヤン』

 美しすぎるドラえもんの最終回みたいな映画

小山力也[声優]……『ひまわり』

 いつかマストロヤンニの吹き替えを

菊地浩司[字幕翻訳家]……『スタンド・バイ・ミー』

 ”Jesus,does anyone?”

【コラム】映画館へ行こう ―潜入! グランドシネマサンシャイン 池袋・2―

Ⅲ 映画があって今がある

小川紗良[文筆家・映像作家・俳優]……『大阪物語』

 宇宙船シネマ号にのって

岩井俊二[映画監督]……『劇場版ごん GON, THE LITTLE FOX』

 結末を知っていても

西川美和[映画監督]……『未知への飛行 フェイル・セイフ』

 骨の髄が凍るほど打ちのめされる

鈴木敏夫[スタジオジブリ代表取締役プロデューサー]……『リトル・ロマンス』

 奇跡を起こすには

大森美香[脚本家]……『ローマの休日』

 幸せと切なさは地続き

山中陽子[映画配給会社セテラ・インターナショナル代表]……『今さら言えない小さな秘密』

 「彼」の映画を上映するために

小林靖子[脚本家]……『夜叉ヶ池』

 ちょっと変わった味ってクセになる

深田晃司[映画監督]……『ミツバチのささやき』

 映画は世界を知る「窓」

山本晃久[映画・ドラマプロデューサー]……『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』

 もの言わぬ石を抱えて

犬童一心[映画監督]……『旅の重さ』

 わたしは今日まで生きてみました

引用:Amazon

3冊目「後味が悪すぎる49本の映画」

本書は「後味が悪すぎる映画」をテーマに、古い作品から比較的最近の作品までかなり網羅的に紹介されているものです。

ただし、本作では「後味が悪い」と言い切っている時点で多少のネタバレは含むものと思ってください。

作品の端から端まですべてをネタバレしているものではないので、映画を未見の方が本書を読んだとしても作品を楽しめなくなるわけではないと思います。

しかし、内容を事前に一切頭に入れたくないという人は読まない方が無難かもしれません。

また、「後味が悪い」ということだけ知った上で作品を観たいという人は、目次をサラっと見たうえで鑑賞するのもアリでしょう。

こんな人にはオススメ

・胸糞悪い映画や後味悪い映画が大好きな人

・ハッピーエンドの映画に飽きた人

以下の作品は本書に掲載されていない作品です。

良かった点

1作品を見開き1ページで紹介されており見やすい

特に読書習慣がない人にとって「読みやすさ」は非常に重要な要素でしょう。

文章中に使用されている語彙もあまり難解なものはなく、スラスラと読めます。

49本と言っておきながらもっとたくさん紹介してくれている

タイトルで「49本」と言っていますが、巻末コラムなどでさらっと追加でたくさんの作品を紹介してくれています。

胸糞悪い映画をまだまだ観足りない人にとってはありがたいですね。

各作品のパッケージを載せてくれている

モノクロですが、作品パッケージを載せてくれていると一気にイメージが湧きやすくなります。

「胸糞度」と「絶望度」を5つ星評価しており作品選びに役立つ

もちろん観た人によって評価はバラバラになると思いますが、これから観る人にとって一つの目安にはなるでしょう。

既に作品を観た人は、本書の評価と自分の評価とを比較して楽しむのもアリでしょう。

残念だった点

特になかったのですが、強いて言うのなら作品パッケージだけでなく、作中の胸糞悪いワンシーンの画像を挿入してくれると、より興味を引くことができたかもしれません。

どんな作品が紹介されているの?

目次

1 悲劇の中の人間を描いた映画(鬱指数MAXの超絶絶望映画―縞模様のパジャマの少年;どこまでも辛く哀しく、言葉を失う超絶鬱映画―ダンサー・イン・ザ・ダーク ほか)

2 戦慄のサスペンス&ホラー映画(忘れられぬラストシーンの絶望感―セブン;映画史に残る最悪のバッドエンド―ミスト ほか)

3 世間に一石を投じる映画(育児放棄を描く是枝監督の代表作にして救いなき絶望映画―誰も知らない;テロリスト占拠系の傑作にしてハイパー鬱映画―ホテル・ムンバイ ほか)

4 胸糞の悪さを突き詰めた映画(ドラッグによるハイスピードの恐怖と絶望―レクイエム・フォー・ドリーム;あくまでもリアルに、人間の愚かさと生々しさを描き切った鬱映画―愚行録 ほか)

引用:株式会社紀伊國屋書店公式HP

まとめ

いかがだったでしょうか?

本記事の中で気になった本が一つでもあれば幸いです。

きっとみなさんの映画ライフを充実させてくれる本になるはずです。

また単純に読書としても楽しめます。

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今日もご愛読いただきありがとうございました。

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