「趣味は何ですか?」とか「休日は何をしていますか?」とか聞かれることよくありますよね?
合コン、初対面の人、就活の面接等々で。
中にはこの質問自体が嫌いという人もいるでしょう。
実際、無趣味な人もいると思いますし、趣味について深堀されたくない人もいるでしょう。
でもいわゆる「映画ガチ勢」であればためらいなく「趣味は映画鑑賞です!」と答えるはず。
僕も自称映画ガチ勢です。
休日は映画ばかり観ています。
映画館をはしごして3本観る日もあります。
幼少期から映画はかなり観ていました。
社会人になってからも自宅には常にTSUTAYAで借りてきたDVDが5、6本ストックとして置かれてありました。
まあそんな僕の話はどうでもいいんですが、今回は主に就活面接で「趣味は映画鑑賞です!」と答えるときの注意点について独断と偏見でお話ししていきます。
前提として、僕は人事関係の仕事をしたことがなく、面接官として採用活動を行った経験がありません。
なので、今回の話は完全な憶測です!(笑)
信憑性が全くなく、役に立つ話ではありませんのでご注意ください!!
雑談だと思って聞いてください!
じゃあなんでこんな記事を書いているのか?
この記事の存在意義は、映画鑑賞について深堀されたときに「こんな感じで答えるのはどう?」と様々な例を提示することにあります。
もし、この記事を現役の企業人事担当者が読んでくださるのであれば、「趣味は映画鑑賞です!」と答える人に対してどのような印象を抱き、どのような質問を投げかけるのかをコメント等でご教示いただければ幸いです。
さっそく詳しく話していきます。
質問1「どのくらい映画が好きですか?」
あなたがどのくらい映画を愛しているのか、その程度を問うているものです。
この質問に対しては具体的にイメージが湧くように答える必要があります。
間違っても
「ものすごく好きです!!」
とか
「アマゾンの森に生息するトラがみんなバターのように溶けちゃうくらい映画が大好きなんです」
みたいな抽象的な答えはやめてください。
具体的に「どのくらいの頻度で観て」「年に何本くらい観ているのか?」は最低限織り込む必要があるでしょう。
もう少し長く話せそうな雰囲気であれば「サブスクで観ているのか、映画館に足を運ぶのか」くらいまで答えるといいでしょう。
質問2「なぜ映画鑑賞が好きになったんですか?」
この質問をしてくるということはあなたのパーソナリティが知りたいのだと思います。
具体的には最低限、①いつから好きになって②何の作品がきっかけで好きになったのか?くらいは答えられるように準備しましょう。
ちなみに僕はというと、ちょっと渋いかもしれませんが小学校2年生のときに観たチャップリンの「モダン・タイムス」がきっかけです。
当時親がレンタル屋で「モダン・タイムス」を借りてきたんですが、面白過ぎてレンタル期間(1週間)毎日観てしまいました。
引用元:映画.com
※なお、この記事を令和6年7月に執筆しましたが、その時点ではいくつかのチャップリン映画(「モダン・タイムス」を含む)がU-NEXTで配信されていました。
興味ある方はこの機会にまずは無料で登録してみるのはいかがでしょうか?
無料期間楽しんでみて合わなければやめれば良いと思います。
質問3「映画のどのような点が面白いのですか?」
いくつか例を挙げておきます。
僕だったらこれらの内いずれかを挙げたうえで、少し肉付けして説明すると思います。
・他人の人生を追体験できる
・俳優の演技を楽しむ
・鑑賞後に考察するのが面白い
・他人の感想と自分の感想との違いを比べるのが面白い
・考えるな、感じろ!的に楽しむ
・歴史的な背景を知れて面白い(教養が身につく)
※以下の記事も参考にしてみてください。
質問4「あなたが一番好きな映画を教えてください」
この質問がきた場合、いわゆる「内容的にかなり攻めた映画」を答えない方が良いと思います。
具体的に言うと賛否が巻き起こったり物議を醸したりする映画です。
例えば「”ジョーカー”が好きです!」とか言わない方が無難です。
(運よく、目の前の面接官も「ジョーカー」が好きだったらいいんですが)
ちなみに僕は「ジョーカー」大大大好きです♡
無難に「”バック・トゥ・ザ・フューチャー”が好きです」とか言っておけばいいんです。
マジで捻くれた採用担当者だと、自分の嫌いな映画を好きと言っている人に対して嫌悪感を抱くかもしれません。
そして採用は見送られお祈りメールがくるかもしれません。
まあ、そんな極めて個人的なことで心象を悪くして不採用にするような会社なら入社しない方が賢明だと思いますが(笑)
しかし、誰もが好きな映画を答えた方が話も盛り上がりやすいし、そうなれば面接官との距離を縮めるチャンスにもなります。
まあ「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が嫌いな人はなかなかいないでしょうし。
また、シリーズモノを答えるのであれば2とか3とかの続編も観ておいた方が良いです。
なぜなら、話が盛り上がったときに「1と2、どちらの方が面白かったのか?」という論点につながりやすいからです。
その時に「すいません、続編は観ていません」と答えてしまったらそこで話が終わってしまいますから。
とにかくあまり賛否が分かれるような映画を選ばない方が無難だと思います。
質問5「最近観たオススメの映画を紹介してください」
この質問、僕が就活生だった時代に聞かれたことあるんです。
この質問の意図はよく分からないんですが(僕は人事じゃないので)、おそらく「説明能力」「プレゼンテーション能力」を見ているんだと思います。
なので最低限1作品くらいは答えられる用意をしておきましょう。
事前に用意しておかないと意外と簡潔にうまく伝えられないものです。
具体的には、
・どんな映画だったか?(概要)
・どの辺が見所なのか?
・主演は誰か?
くらいは話せるようにしておきましょう。
話すボリュームは1分以内に収めた方がいいかもしれません。
長々と話してしまうと面接官が退屈して寝てしまうので。
映画が大好きな人って熱く語りすぎてしまう可能性があるので注意しましょう。
また、先ほど「好きな映画は?」と聞かれた際には「バック・トゥ・ザ・フューチャー」などの無難な王道映画を答えておけばいいという話をしました。
しかし、「紹介してください」って言われている場合は、あまり王道すぎない作品を答えた方がいいじゃないですかね?
皆さんどう思いますか?
仮に「バック・トゥ・ザ・フューチャーという映画なんですが~」と紹介し始めても、面接官は「いや、そんな有名な映画は知っているよ(笑)」と思われてしまいます。
なので「あまり知られていない良作」を紹介するのがいいと思います。
僕だったら近年に公開された良作を紹介します。
特におじさん面接官であれば近年公開作は観ていない可能性が高いと思いませんか?
(面接官が映画ガチ勢だったら観ていると思いますが)
とは言え、あまりにも近年に公開された作品だと「最近話題だから、観ていないけどタイトルやあらすじは知っている」ということもあるでしょう(例えば「オッペンハイマー」とか)。
なので、数年前に公開された作品くらいが丁度いいのではないでしょうか?
僕だったら「マリグナント 狂暴な悪夢」とか紹介しますね(R18作品ですが(笑))。
とにかく相手が観ていないであろう映画を紹介するのが吉でしょう。
そのためにいくつかの紹介弾を込めておくのがいいでしょう。
紹介の仕方などは映画に関する本を参考にしても良いと思います↓
まとめ
いかがだったでしょうか?
人事・採用経験者の方は本記事を読んだ上でご意見、ご感想等あればご教示いただけますと幸いです。
今回いろいろ話してきましたが、仮に僕が経営者で新しく人材を採用するとなった場合、その人がどんな趣味をもっているかなんてぶっちゃけどうでもいいと思います。
趣味なんて仕事に関係ないですよね?
まあ「趣味はパチンコです!」なんて言うとあまり印象良くないかもしれませんが。
要は、自分の趣味趣向についてうまく言葉で分かりやすく説明できるかどうかの「コミュニケーション能力」が問われているだけだと思います。
しかし、大好きな映画の話だからこそ、熱くなってしまい、ついつい余計な話ばかりし過ぎて、面接中にコミュニケーションが成立しなくなる危険性も考えられます。
なので、これから採用面接などを受ける予定の方で趣味が映画鑑賞の方がいらっしゃれば、ぜひこの機会に簡潔な答えを用意しておくのはどうでしょうか?
くれぐれも校長先生みたく長々と話し過ぎないように。
何度も言いますが、僕は人事経験者ではないので今回の話は雑談だと思って軽く流してくださいね。
今日もご愛読いただきありがとうございました。
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